社長挨拶

独自の視点から高圧ガス容器製造技術を究め、
高度化する世界の最先端産業に貢献してまいります

エスケイシリンダーグループは、1960(昭和35)年に創業。以後、グループによる製造・販売体制を確立し、ガス溶接容器(シリンダー)及び継目なし容器の製造販売事業を展開してまいりました。

創業期より家庭用・事業用LPガス容器の製造・販売を主軸として事業を拡大し、1970年代以降は、独自の製造技術を海外企業へ供与するなどグローバルに事業を展開。そして、半導体分野で世界最先端をゆく東北大学との共同のもと、超高精密・超高面粗度のウルトラ・クリーンボンベの開発に成功するなど、「エスケイシリンダー」は高性能・高品質ガス容器のトップブランドとして、国際的に高い評価を獲得しています。

今後、AI(人工知能)やIoTの進化により、半導体の需要はますます拡大するものと見込まれています。弊社では、国内生産による高品質・高面粗度ガス容器を最先端の半導体製造分野へ供給するとともに、海外各国の法規・規格にも対応。また、高い安全性が求められる医療分野においても、高度な脱脂処理を施した高圧ガス容器を提供し、産業経済とクオリティ・オブ・ライフ(QOL)の向上に広く貢献してまいります。さらに、海外戦略として、2000(平成12)年、韓国ウィンテック合弁会社を設立。2006(平成18)年には、世界最大のアルミ製高圧容器メーカーLuxfer社と販売提携を締結するなど、グローバルなネットワークを展開しています。

私達エスケイシリンダーグループは、「品質はお客様の満足そのものであり、これを高めることが社会への貢献と企業の発展に寄与する」を品質基本理念として、 “メイドインジャパン”の高品質にこだわり、お客様それぞれの目的や用途にフィットする最適な製品をお届けいたします。そして、将来へ向け大きな成長が期待されるアジア諸国をはじめ、アメリカ、ヨーロッパ、そして世界中のお客様から信頼される企業として、ますます高度化・多様化する産業ニーズにお応えしてまいります。

代表取締役社長 矢端 俊之